真鍮・鉄・アルミ・ステンレスの切削加工で、あらゆる業種の部品加工・製造を高精度で行う愛知県の進興金属工業です。

進興金属株式会社

SHINK.について

進興金属では、製造するときに出る端材をなにかに活用できないか、と日々考えていました。

そのような中、デザイナと出会い、真鍮を使った建築材料を作り、販売することになりました。ここでは、その経緯について記事にします。

デザイナとの企画

発端はあるデザイナとの出会いでした。

我々が普段目にして、普通の存在である真鍮の塊に魅力があるとのことで、社内で検討会議が開かれました。

試作と製品化

建築材料のデザイナさんであったため、制作するのは身近な照明器具のパーツにすることにしました。

真鍮の棒の余りを活用して、進興金属得意の切削加工をして作成します。

真鍮は指紋ですぐ汚れてしまいます。それを防ぐのと、表面にマットな質感を与えるためにサンドブラストを導入して表面を処理しました。

社内での継続した議論

社内では定期的に企画会議をし、自社の技術力で日常に使用できるアイテムを作れないか、試行錯誤しています。

日々の生産では、ビジネスのお客様から依頼されたものをつくる、という現場なので、使用者のためにものを作ることに、ものづくりの原点を見ました。